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1. 低酸素室居住の特徴

酸素室に一定期間居住することによって、酸素摂取能力や無気的能力が向上する等、高地

トレーニングと同様の受動的効果(低酸素馴化)が得られ、一方で、トレーニングは平地で行

うため、高地トレーニングで問題視されている「トレーニングの質的・量的低下」を防ぐこと

が可能であるといわれています。このことから、低酸素室への居住は、高地トレーニングに代

わるものとして注目され、主に平地でのパフォーマンス向上を狙いとして行われています。

また、低酸素室居住では、「高地がなくても低酸素環境を経験できる、相当高度を自在に設

定できる、トレーニングや体調の管理が比較的容易である、体調不良者にもすぐに対応できる、

高地へ移動するのに要する時間や費用が節約できる、時差やカルチャー・ショックの影響がな

い」といったメリットがあり、そのため、国内においても、試合等のスケジュールを考慮した

上で、年間スケジュールの中にトレーニングの一環として組み込むことも容易です。

 

2. 低酸素室居住の方法

低酸素室へ居住する際に考慮しなければならないのは、高地トレーニングと同様の条件とし

て、高度に相当する酸素濃度と滞在期間が挙げられ、一方で、高地トレーニングと異なる条件

として、一日の滞在時間を挙げることができます。それぞれの条件について以下に目安を示し

ます。

 

3.酸素濃度(相当高度)

一般に、高度2,000m2,500mに相当する酸素濃度(16.4%15.3%)を用います。